
顔用の日焼け止めは、毎日欠かせないもの。ですが、顔の皮膚は身体よりもデリケートなので、合わないものを使っているとヒリヒリとしてくることもあります。自分の肌に合わない日焼け止めは、肌荒れやニキビの原因になります。
そこで、顔用の日焼け止めは、SPFやPA値、コスパだけでなくしっかりと成分を見て選ぶのが正解です。おすすめの顔用日焼け止めは、紫外線吸収剤フリーと記載されているもの。肌への刺激が少ないので、毎日のUVケアにピッタリです。
この記事の目次
顔用の日焼け止めはどうやって選んでる?
あなたは、顔用の日焼け止めを新しく購入するとき、どんなことを重視して買いますか?
- CMで憧れの芸能人やモデルが宣伝していること?
- 有名メーカーであること?
- なるべくコスパが良いこと?
- 「赤ちゃん・子供用」と書かれていて肌に優しそうなこと?
人それぞれに日焼け止めを選ぶ基準はあると思いますが、多くの人が上記のような基準で選んでいるのではないでしょうか。ですが、このように自分なりに納得して買った顔用日焼け止めでも、使っているうちにヒリヒリしたり、プツプツができてしまったりした経験はありませんか?
顔のお肌はとてもデリケート。身体よりも皮膚が薄く、毎日使う日焼け止めが刺激になって、肌にダメージを与えてしまうこともあるんです。では、一体何を基準にして日焼け止めを選べばいいのでしょうか?
毎日使うものだから、絶対に気にするべきは「成分」
顔用の日焼け止めは、1年を通して毎日使用するのが基本。化粧水や乳液のように毎日使うものだからこそ、安易な選び方は肌へ負担をかけてしまいます。肌への負担を減らす意味でも、日焼け止めを選ぶときに重視したいのはやはり「成分」です。
アルコールに弱い、保存料の中でも特にフェノキシエタノールに弱いなど、特定の成分に対して肌荒れを起こしやすいことが分かっている場合は、必ずそれを避けるようにしましょう。
肌に優しい成分を。目安はこのくらい
また、肌に優しいものを選ぶのもとても大切。SPF値が高い日焼け止めの多くは、肌への負担が大きいものである可能性が高いです。そのため、日常使いの顔用日焼け止めのSPF値は25前後に留めておくのがおすすめです。
完全無添加でもSPF値が高いことも
ただし、中には完全に無添加でナチュラル成分のみからなる日焼け止めの中にもSPF値が高いものも存在します。こうした日焼け止めは往々にして使用感は悪いものが多いものの、肌への負担も少なく、日焼け防止効果も高いのでおすすめです。
デリケートな肌にも安心なのは「紫外線吸収剤フリー」
顔用の日焼け止めを選ぶ際に、最も気をつけたい成分の一つに「紫外線吸収剤」があります。これらは紫外線を吸収することで肌へ紫外線が届かないようにするものですが、紫外線を吸収した後に肌へダメージを与えることもあります。
日焼け止めの中には、こうした紫外線吸収剤をコーティングし、肌へのダメージを防いでいるものも存在しますが、肌への負担が少ない日焼け止めを分かりやすく選ぶなら、「紫外線吸収剤フリー」と記載されているものを買うのがおすすめ。
こうした紫外線吸収剤フリーの日焼け止めは、酸化チタンや酸化亜鉛のような紫外線散乱剤などを使うことで、紫外線が肌へ到達するのを防いでくれます。デリケートな肌にも優しいものが多く、ナチュラルコスメや無添加系コスメにも多いのが、こういったタイプの日焼け止めです。
まとめ
いかがでしたか?365日毎日使う、顔用の日焼け止め。デリケートな顔のお肌に毎日塗るものだからこそ、その成分にはしっかりとこだわりたいものです。
苦手な成分を避けるのはもちろんのこと、不必要に高すぎるSPF値のものを避け、紫外線吸収剤フリーと記載されているものを選ぶのがおすすめです。
お肌を労わりつつ、しっかりとした紫外線対策を続けて美肌を保ちましょう。