
温かくなると長袖にするか半袖にするか迷うことが増える、という方が多いと思います。となると気になるのがボディライン。下半身はスカートやパンツでごまかせても、真夏に長袖は着られませんから二の腕だけは隠しようがありません。
わざわざジムに通ったり道具を用意したりスポーツウェアに着替えたりせずとも、二の腕のエクササイズは可能です。しかもかかる時間は最長3分。思い立ったら吉日とばかりにすぐできちゃいます。早速、今日から始めましょう。
上腕三頭筋(二の腕)を引き締めるエクササイズ
上腕三頭筋というのは、要は二の腕の部分です。ここの筋肉がないとプヨプヨしてだらんとした二の腕になってしまいます。でも、なかなか普段使わない筋肉なので、鍛えるには、ちょっとしたエクササイズが必要。
一番良いのは、逆腕立て伏せです。この動画のように床に座って、腕立て伏せとは反対に腕を上下させます。
立ったままでもできます。洗面台に背を向けて立ち、柵にもたれかかるような感じで腰を落として足を真っ直ぐ伸ばし、台の縁をしっかり掴んで肘の曲げ伸ばしをします。かける時間は1に同じ、回数は、最初は3回、慣れたら5回に増やします。多くでも10回以下に留めてください。手を滑らせると大変危険ですので、注意してくださいね。
より強く鍛えるには、この腕立て伏せが効果的
腕立て伏せといってもやり方によって鍛えられる筋肉が変わってきます。腕を横に広げてやってみると胸筋が鍛えられます。腕を体の幅と同じくらいに広げて、縦に腕を上下させると、二の腕が鍛えられます。試しにやってみると、どの筋肉が使われるかが分かりますよ。
女性の場案、男性のように筋肉はありませんし、鍛えられ過ぎると、それはそれで困ってしまいます。ですので、きつい場合は膝をついてもかまいません。こちらの動画のように壁でやるのもOK。出来る範囲でやってみるといいですね。
やり過ぎは禁物!
『早く効果を出したいから毎日がんばってやろう!』という方、実はそれ逆効果です。1週間に2回程度、もしくは三日おきに行ないましょう。
筋肉痛が心配なら、初日に1を、2日目に2を行ない、3日目はお休みにします。
合わせてマッサージをすると効果的
朝起きてから夜眠るまで休む間もなく働き続ける腕への労いを兼ねて、しっかり揉みほぐしましょう。
上腕三頭筋は特に念入りに。腕を上げて肘を曲げ、二の腕だけを揉みましょう。力の入れ過ぎは厳禁です。肌に指の跡を残すなどもっての外。握手よりも弱い力で優しく行なってください。
これは回数を気にする必要がありません。エクササイズ後はもちろんですが、毎晩寝る前に行なうのがお勧め(その時は横になって両腕と両足を上げて振りましょう)。気の向いた時にもどうぞ。
こちらの「1日5分で脱・フリソデ! 二の腕マッサージ」という動画に詳しいやり方がありますので、参考にしてみてください。
まとめ
「振袖が似合う女性」と聞くと「和服を着こなす素敵な女性」というイメージですが、「二の腕が振袖」では幻滅です。たるみのない引きしまった二の腕は、きちんと体型管理をしている人の象徴。ひいては『自己管理ができる大人の女性』という印象に繋がります。
薄着のおしゃれを楽しめて、周囲にさりげなく自己アピールできる──今年の夏は二の腕エクササイズで一石二鳥を目指してみませんか?