
人気モデルの間でも大流行中のスーパーフード「チアシード」。非常に栄養価が高く、効率よく空腹感を満たせることから、健康的にやせられる食材として人気が高まっています。
しかし、興味はあるけれどまだ食べたことがないという人も多いはず。チアシードの特性を生かすには、食べ方にもちょっとしたコツがいります。そこでまずは、誰でも簡単にできるおいしい食べ方を学んでみましょう。
この記事の目次
まずは基本のポイントを確認
チアシードとは、日本語に訳すと「チアの種」という意味。南米で採れるシソ科の植物「チア」の種子のことを指します。チアシードにはオメガ3脂肪酸や必須アミノ酸、食物繊維、ミネラル、ビタミンBなどが豊富に含まれています。そのため、このままでも十分な栄養を摂れるのですが、チアシードの効果を最大限に生かすにはあるポイントを生かさなくてはなりません。
それは「水分を含ませる」ということ。チアシードは水に漬けておくと約10倍もの大きさに膨らみます。そしてこの時、種の周りにゲルコマンナンというゲル状の成分を形成します。
このゲルコマンナンはこんにゃくにも含まれる成分で、便通を良くするなど女性にとって嬉しい効果を持つものです。つまり、チアシードを食べる際には30分以上は水に漬けて、その効果を存分に発揮させることが大切なのです。乾燥したまま大量に食べると、胃の中の水分を吸収してしまうこともあるので注意しましょう。
ジュースと混ぜてドリンクやゼリーに
チアシードはほとんどクセのない味なので、どんな風味にもよく合います。一番簡単でおすすめの食べ方は、ジュースに漬けておく方法。ドリンクの場合は、ジュース200ccに対してチアシード大さじ1程度がちょうどよい分量です。また、ジュースの量をもう少し減らすと、ぷるぷる感が増しておいしいゼリーになります。
新鮮なフルーツや野菜で作るスムージー
朝食のメニューとして大人気のスムージー。チアシードはスムージーの材料にもぴったりの食材です。
忙しい朝に手軽に作るなら、あらかじめチアシードを水に浸しておくことがおすすめ。この状態で1週間くらいは保存できるので、まとめて作っておくと便利です。あとはいつものスムージーにチアシードを大さじ1加えるだけ。ヘルシーなスムージーがさらに栄養満点になります。
例えば、こんなレシピがクックパッドには紹介されています。
レシピ:ミックスベリーとチアシードのスムージー
レシピの詳細はこちらのクックパッドのページを参考にしてください。
材料 (1人分)
- ミックスベリー1/2カップ
- プルーン1粒
- ヨーグルト大さじ3
- 豆乳50ml
- チアシード小さじ1
- 豆乳50ml
作り方
- チアシードと豆乳を混ぜる(10分置く)。(前日の夜に作って朝になるとチアプディングになるので、これでもOK)
- ミックスベリー、プルーン、ヨーグルト、豆乳をミキサーで30秒
- 3のチアシードと豆乳の上に②のスムージーをそっーっと注ぐと二層になります♪
- 飲む時に①と②を混ぜて飲む♪
オートミールと一緒に一晩寝かせる
朝食のメインメニューにぴったりなのが、チアシードをオートミールやフルーツと混ぜたもの。この場合も、時間短縮のために前の日の晩に作っておくとよいでしょう。
ミルクやヨーグルトなどお好みのベースとなる素材に、チアシードとオートミールを漬けて一晩冷蔵庫に入れておきます。そして食べる直前にフルーツをカットして加えます。たっぷり膨らんだチアシードは腹持ちが良いため、手軽な朝食メニューに最適の食材です。
まとめ
たくさんの食材を摂るよりも、はるかに効率よく栄養を摂取できるチアシード。少しの量でしっかりお腹も満足するので、最強のダイエット食だと言えます。アレンジが効くことがチアシードの大きな魅力です。毎日いろいろな食べ方をすれば、楽しくダイエットできるはずです。
関連記事
チアシードのダイエットレシピ厳選6つで美味しく健康的に痩せる!
今人気のチアシードは危険といわれる理由とは?
チアシードでダイエット!効果のある食べ方を紹介します