
美白の敵である紫外線は年中降り注いでいますが、5月から8月が1年の中でも最も多く紫外線が降り注いでいるのは、よく知られていますよね。
なので、熱くなる時期は紫外線対策がとても重要。紫外線を受けた肌は、シミだけではなくシワの原因にもなってきますし、日焼けをした後のケアにも十分に気をつけないと、余計に肌を痛めてしまうことにもなりますので。
そこで、正しい美白ケアとして、日焼け止めをどう使うか?についてまとめてみました。
この記事の目次
日焼け止めの正しい塗り方って?
塗り方次第で効果が変わってきますので、正しい塗り方を押さえておきましょう。
日焼け止めは、メイク前に塗る?後に塗る?
西麻布ヒフ・形成外科 院長 藤井佳苗先生によると、化粧下地に日焼け止め効果があるものもあるので、どんな化粧下地を使うかによって変わってくるようです。
化粧下地に日焼け止めの効果がある場合は、そこまで紫外線か強くないなら日焼け止めはいらないですが、日差しが強く紫外線も強力な場合は、メイク後に日焼け止めを塗るのが効果的です。5〜8月は紫外線情報が天気予報でも分かりますので、チェックしたいですね。
化粧下地に日焼け止めの効果がない場合は、化粧下地を塗る前に、日焼け止めを塗ります。
日焼け止めの適量ってどのくらい?
日焼け止めの適量ってどのくらいか知っていましたか?塗る場所によって変わりますが、一番よく塗る顔を例にすると、は500円玉程度の量が適量と言われます。日差しが強くなると、つけすぎてしまう人もいるようですが、つけすぎ肌に負担がかかりますのでNGです。反対につけなすぎると、紫外線にやられてしまいますから、適量を心がけましょう。
日焼け止めはどのくらいの力で、どうやって塗ったらいいか知っていましたか?
日焼け止めを塗るとき、お肌に塗りこむように塗ってしまうと肌に刺激を与えることもありますので、軽く塗る程度にしておくのがベターです。日焼けしやすい部分には重ねづけをしておきましょう。
どれくらいたったら塗り直したらいいか知っていましたか?
日焼け止めは汗をかくと流れ落ちてしまいます。なので、塗り直しは必須ですが、あまりに頻繁に塗り直していたら大変ですし、肌への負担も増えるでしょう。目安としては、塗ってから3時間を考えておくといいです。
やり方は、美容部員直伝!ファンデの上から日焼け止めを塗り直す方法♡から抜粋するとこうすると効果的です。
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パフ、日焼け止め、ファンデーションを用意
いつも使っている日焼け止め、ファンデーションやパウダー類、そしてリキッド系に使用するパフの3つを用意してください。 -
ファンデーションを日焼け止めで落とす
パフに日焼け止めを馴染ませます。そのまま、よれたファンデーションを拭き取るようにして、日焼け止めを塗り直してしまいます。いっそのことファンデーションを落としてしまうということ! -
上からファンデーションを塗る
日焼け止めを塗り直したら、上からファンデーションを塗り直します。オススメは手軽にできるパウダータイプのもの。ファンデーションではなくとも、化粧直し用のパウダーなどご自身が好きなアイテムを使用してください。
体への塗り方
腕に塗る場合には、直接腕の付け根から関節まで出してから塗るようにし、他の部位も同様に日焼け止めを出して塗ります。案外忘れがちになるのが首元・デコルテ・手の甲部分ですので、塗り忘れないようにしておきましょう。
日焼け止めを塗る時やってはいけないこと
日焼け止めを薄く塗る
日焼け止めのベタつきが苦手だから、高い日焼け止めを使っているからなどの理由で、日焼け止めを薄く付けるていると、塗りムラがおきて日焼け止めを塗る意味がなくなりますので、注意しましょう。ケチって日焼けが進んでしまったら本末転倒ですから適量を塗るのが一番です。
外出の直前に日焼け止めを塗る
日焼け止めは塗ってから肌に馴染むまで、10〜20分程度かかってしまいます。ですので、外出するからと慌てて日焼け止めを塗ってみても、外出してしばらくは紫外線にさらされてしまいます。そうなるとせっかく塗っても、効果が薄れますので、余裕を持って塗りましょう。
去年の余った日焼け止めは使わない
去年の余った日焼け止めがまだ残っていた場合、もったいないので使ってしまいたくなりますが、残った日焼け止めには雑菌が繁殖してることや、ずっと置いていることで品質が落ちていることもあります。
お肌に直接塗るものなので、ニキビの原因にならないとも限りません。もったいないですが捨てることをオススメします。
まとめ
日焼け止めをきちんと塗っているつもりでも、案外塗り忘れているパーツなどもよくありますし、基本的な知識を知っておくだけで未来の美肌を作る手助けにもなります。美白の基本は保湿と紫外線対策ですので、季節を問わず自分の肌を守っていくように気をつけて対策していきましょう。