
眉って簡単そうで難しい。何だか目立ちすぎてたり、自分の眉にしても、どこをカットするかどうかということでも戸惑ってしまうもの。
ところで、あなたは、ペンシルだけで眉毛を描いたりしていませんか? それだと、眉だけが目だってきつい感じになってしまいがちです。
初心者や眉毛の多い人は、アイブローパウダーだけでもいいくらいです。もちろん、上質な眉の描き方には、ベンシルも使ったほうが、より洗練された眉が描けますが、それなりのテクニックが必要ですので、今回は、眉のカット、また眉パウダーの上手な使い方などを紹介しましょう。
この記事の目次
眉メイクの基本は眉カットから
眉は顔の中で案外目立ちます。でも、眉よりもアイメイクに力を入れている人が多いのではないでしょうか。眉をカットしないまま、アイメイクをしても、バランスが取れないものですから、眉が決まればメイクも映える!というわけです。
まず、眉毛のカットからやってみましょう。眉にも黄金ラインがあります。原則的には、眉頭は目頭から出発します。
そして眉尻は、鼻から目尻を結んだ線が美しいとされています。
そして、一番眉の高い所は眉山と呼ばれますが、ここは黒目の端を眉に結んだ線と言われます。
この黄金比を理想として、カットします。
眉カットの実際!黄金比を目安に
必要な道具は、眉ハサミ、アイブローブラシ&コーム、毛抜き、フェイスシェーバーなどです。
- 眉毛の流れをブラシで整える。
- 無駄なウブ毛を剃る。
-
眉の形を整える。
理想の眉の形からはみ出している毛をハサミでカット。
1本づつ切って形を整えていきます。 - 眉下の無駄毛を抜く
- 全体のバランスを見て、もっと薄くしたい場合は、カットを続ける。
眉メイクの基本! ペンシル? それともパウダー?
カットが終わったら、いよいよ眉を書きます。初心者にはペンシルとアイブローパウダー、どちらをとるかということになるとパウダーでしょう。少なくとも、初心者には眉パウダーの方が、使いやすく失敗が少ないですので、お勧めです。
眉パウダータイプの特徴は、直線的で、ともすると濃いめになりやすいペンシルタイプに比べ、自然な色づきでやわらかい眉がつくれること。毛の流れに沿って描いていくだけで、後はコームなどで整えるだけで、簡単にナチュラル眉に仕上がります。
パウダーはいろいろな色が市販されていますが、茶と濃茶、グレーなどが、セットしてあるものがあると重宝しますよ。他に用意するものは、眉用スクリューブラシ、あるいは眉用コームです。
では、パウダーで描く眉メイクの具体を説明しましょう。ブラウンの濃淡二色のパウダーを使用します。
- 眉をコームで流れを整える
- 明るいブラウンで描きたい眉の全体を塗って下描きをする
- 濃い色で眉のなかを埋める感覚で塗る。
- 二色使うと立体的な眉に仕上がる。
- スクリューブラシとか綿捧でぼかす。
- 眉頭から鼻に向かって指でなぞれば、自然なシャドーができる。
上質テクニックはペンシルを足して!
もっと繊細なラインを狙うなら、パウダーにペンシルをプラスしましょう。そのほうが、より美しいラインが描けます。ペンシルの色は原則的には、髪の色に合わせます。
色は黒、グレー、茶などがあります。ペンシルから描く、パウダーから描いてペンシルで整えるとか色々なパターンがありますが、初心者は眉パウダーで埋めてから、ペンシルで部分的に補助します。
けれど、ワンランク上の上質な眉の描き方では、先にペンシルで大枠の眉の形を作ってから眉パウダーを使います。そのやり方を紹介しましょう。
- 必ず目頭から眉尻に向かって整える
- 目尻に近い方の下側をペンシルで一本一本埋めていく感じで描く。
- 左右のバランスを見ながら進める。
-
下を書いたら上を描く。
上は、そんなに描かないほうがバランスはいいのですが、人によって違うので、自分の眉と相談しての作業ということになります。 -
眉尻を次に描くが、眉山から眉尻を描く。
眉尻は小鼻と目尻の延長線上が黄金比。 - ・描いたら、最後に、スクリューブラシでととりえる。
その後は、眉パウダーでの仕上げをすることになります。そうすると、立体的に美しい眉が出来上がります。
湿気の多い時期に眉尻が消えてしまう・・・なんてときにぴったりなのがこの方法
ジェルとペンシルを使った方法です。こちらは動画でどうぞ。
上質眉の描き方・パウダーで仕上げ
- 眉をコームで流れを整える
- 眉尻から逆方向から薄い茶のパウダーで描く。
- 眉頭からなぞる
-
続いて、濃い色のパウダーで眉尻の所に足す。
このことで、よりしっかりした印象になる。 - 部分的に抜けている色のところを埋める。
-
ノーズパウダーをブラシを付け、少し手の甲でならし眉頭をぼかし、眉下をぼかし、それをそのまま鼻の際に沿ってブラシをおろす。
すると自然にノースシャドーができ自然な影ができる。
このノーズパウダーの作業は仕上げになります。なければ、アイブローパウダーのお気に入りの色を使い、フェイスパウダーと混ぜて使っても、ノーズパウダーの代用になります。ポイントはベタッとつけず、微かに翳りが付くようにすると上品な仕上がりになります。
まとめ
いかがでしたか。眉にも黄金比があります。眉山と、眉尻の位置を押さえると、美しい眉が描けますよ。アイブローパウターを上手に使って、ナチュラルな眉を描いてみてください。
ポイントさえ押さえれば、案外簡単に描けるものです。ぜひ チャレンジしてみてくださいね。そして、すてきな眉を手に入れてください。