
小顔は、女性の永遠のあこがれ・・・。有名なモデルや女優さんなど、美人とされる職業の方は小顔の方が多いものです。体はそんなに太っているわけではないのに、フェイスラインがたるんでいると、それだけでもっさりとしたあか抜けない印象になってしまいます。
今回は、毎日のちょっとした習慣の積み重ねで簡単に顔をすっきりさせ、小顔になる方法をご紹介します。
この記事の目次
小顔のためには、顔の表情筋を鍛える
顔には細かな筋肉がたくさんあります。それらの顔の筋肉があるおかげで、私たちはいろいろな表情を作ることができるわけですが、顔の筋肉は20歳を過ぎたあたりから、どんどん衰えていきます。ただでさえ、年齢と共に衰えていくのに、普段、私たちはおよそ30パーセントほどの顔の筋肉しか使っていないそうですから、意識しないと、どんどん衰えていってしまいます。
この衰えてしまった顔の筋肉を改善するのに効果的なのが「表情筋トレーニング」です。体のトレーニングをすると筋肉が引き締まったスリムな状態になるように顔も表情筋を鍛えることで、たるみのない小顔に近づけることができます。
どうすれば日常生活の中で顔の筋肉を鍛えられる?
鍛えるといってもいろんな方法がありますが、ここでは手軽に実行できて効果が期待できるる3つの方法をご紹介します。
口を大きく開けて話す癖をつける
アナウンサーやレポーターなど、話すことを職業としている方の多くが、顔にたるみやむくみのないすっきりとした表情をしています。もちろん、人に見られている緊張感から美しさを維持できているということもありますが、よく口元を動かしているということもに秘密があります。
口の周りには口角筋という筋肉がありますが、口角筋をよく動かことにより顔全体をすっきりとできる効果が期待できるんです。
口角筋を鍛えるには、普段から意識的に口を大きく開け、アナウンサーのように滑舌よく話す習慣をつけることが効果的。そうすることによって、顔全体がキュッと引き締まっていきます。
加えて、話方だけでなく表情を豊かにする意識を持つとさらによくなります。表情筋を鍛えるには、自分が思うよりも多少オーバーなくらいがちょうどいいです。話すときだけでなくスキンケアの時や家事をしながらでも、日常のさまざまな機会に口を大きく開けたり、すぼめたりするトレーニングをするのもおすすめです。
よく噛んで食べる
食事のとき、よく噛んで食べることも小顔に効果的です。というのも、顔の筋肉の約70パーセントが主に口元に集中していて、噛むという動作はそれら口まわりの筋肉を刺激してくれます。
よく噛むことで鍛えられる筋肉は「咬筋(こうきん)」と呼ばれる筋肉です。咬筋は、顔を大きく見せてしまう「えらはり」に関係してくる筋肉。ですので、小顔を目指す上で重要な筋肉の一つというわけです。普段からよく噛んで食べることを意識すると、咬筋が鍛えられ、小顔効果が期待できるのです。
咬筋(こうきん)をケアして小顔に近づけるための方法
咬筋(こうきん)を鍛えるためには、噛むだけでも効果的なのですが、歯ぎしりをしてしまう人などもいますし、急によく噛み始めると咬筋を使いすぎてしまうことも。ですので、以下の方法でケアをすると、より効果的に小顔に近づけます。
ストレッチ:くちびるは「お」のかたちで、口(下あご)を縦に最大に開けたまま20秒キープ(ほおの面積を自分至上もっとも広く伸ばすイメージで。この時、がく関節症の方は無理をしないで)。
エクササイズ:くちびるは「お」のかたちで、口(下あご)を大きく開閉10回(お魚さんの口のようにパクパク)。
プッシュ:指先を使って咬筋に心地よい程の圧を10秒(咬筋は、ほお骨の下耳の前あたりにあります)。
それぞれ1セットとして1~3セット、日に一度はケアできたらいいですね。いつ行えばいいかというと、ひと目の気にならないところでなら場所や時間を選ばずにできます。
噛むときの注意点
ここで気を付けたいのは、片方の歯ばかりで噛んでいては逆効果になってしまうということです。片側ばかりの歯で噛む癖がついてしまうと、その側だけ歯がすり減ってしまい、左右の歯の高さが異なってしまうため、結果的に顔のたるみやほうれい線につながってしまうようです。
奥歯だけでなく、前歯を使って噛むことも忘れないようにしましょう。普段奥歯ばかりを使ってしまうと、前歯と奥歯の高さがアンバランスになってしまい、頭が後ろに傾いてしまうようです。食べるときは左右の奥歯に加えて前歯もよく使いながら、しっかり噛むことを習慣づけて、小顔になりましょう。
鼻呼吸を心がける
口呼吸をしていると、舌の位置が下がってしまい、舌の重みに引っ張られて頬や口元が下がり、結果として顎のたるみやほうれい線を招いてしまいます。
また、口をだらしなく開いた状態のままでいると、口周りの筋肉が衰え、顔全体が緊張感のないたるんだ印象になってしまいます。
普段無意識に口で呼吸をしてしまっているという方には、ドラッグストアなどで売られている医療用テープで口を塞ぎ、半ば強制的に鼻呼吸の習慣をつけるというのも一つの方法です。
鼻呼吸は、いびきの改善や免疫力アップなどの効果がよく知られていますが、小顔効果も期待できるのでぜひ実践したいですね。
まとめ
顔の表情筋を鍛えるだけで小顔効果が期待できます。なにも特別な道具も使わず、お金をかけることなく小顔に近づけます。日常のちょっとした心がけで誰でもすっきりとしたフェイスラインを手に入れることができるのです。あなたもぜひお試しください。