
人気モデルがこぞって愛用していることで注目を集めているココナッツオイル。実は豊富な栄養素を含んでおり、たっぷり摂取することで美容にも健康にも大きな効能があるんです。
でもいくら体にいいとはいえ、そんなに摂取しても大丈夫なのでしょうか?そんな疑問をお持ちの方のために、ココナッツオイルの特徴や効能、おすすめの使い方についてご説明します。
ココナッツオイルってどんなオイル?
ココナッツオイルとは、その名の通りココナッツから搾取した油分のこと。約60%が中鎖脂肪酸という成分で構成されています。この中鎖脂肪酸は脂肪の最終目的地である肝臓へ辿り着くスピードが速く、効率よくエネルギーに変換され、体内に蓄積されることがほとんどありません。なので、こちらの公益財団法人 日本栄養士会のページにあるように脂肪がつきにくいとされ、その効果があるので、特定保健用食品として国から認可されています。
注意したいのが、「すでに体内に蓄積されている余分な脂肪も一緒に分解してくれる」という記載があちこちのサイトで見かける点です。当サイトで調べた限りでは、その根拠となる情報が見当たりません・・・。なので、あくまで脂肪になりにくい油であって他の脂肪を燃やす効果はないと思った方が無難かと思います。
一番手軽でおすすめの使い方
ココナッツオイルの使い方で一番簡単なのは、飲み物に混ぜたり、食べ物に直接かけたりする方法。飲み物に混ぜる場合は、オイルが固まるのを防ぐために温めた飲み物に利用することがポイントです。
飲み物の熱によってココナッツオイルがほどよく温められ、ココナッツ特有の甘い香りを楽しむことができます。特にホットミルクや紅茶はココナッツオイルの香りが引き立つおすすめの飲み物です。
食べ物にかける場合もお好みによりますが、まずはトーストやサラダなどのシンプルな料理に使って味や香りを楽しんでみましょう。ハチミツやジャムなどの甘い味にも、お酢や塩・コショウなどの調味料にもよく合います。
なぜ、ココナッツオイルは脂肪つきにくくなる?
ココナッツオイルはビタミンEも豊富に含んでいるため、抗酸化作用も期待できる万能のオイルです。アンチエイジングやダイエット、便秘解消、美肌効果など、女性に嬉しい効能もたくさん発揮してくれます。とにかくたくさん摂りたいという人は、普段のお料理にもどんどん使ってみましょう。
普段の油をできるだけ、ココナッツオイルに置き換えれば、脂肪が落ちていきますよ。
出典:公益財団法人 日本栄養士会
このグラフは中鎖脂肪酸を含む油を使った場合と、一般的な植物油を使った場合の脂肪落ち具合を表したグラフです。青いのが中鎖脂肪酸の入った油を使った場合で、グラフから脂肪の減りが大きいのが分かりますね。
ココナッツオイルを使ったレシピはこちらに紹介していますので、参考にしてみてください。
ココナッツオイルを使ったダイエットレシピ集、厳選8つ| キレイ女子のヒケツ
コーヒー、ドレッシング、パンケーキ、トースト、カレー、野菜炒め、玉子焼き、デザートなど厳選されたレシピが8つ!
ボディケアやヘアケアにも使える?
なんとココナッツオイルは、直接肌や髪に塗るだけでもいろいろな効果を発揮します。それはビタミンEやラウリン酸などを豊富に含んでいるからなんです。
特におすすめなのは乾燥肌にお悩みの方。適量を肌に伸ばすと、ココナッツオイルのビタミンEがバリア機能の役割を果たし、肌内部の潤いを守ったり、外からの刺激を跳ね返したりしてくれます。
また、ココナッツオイルをヘアケアに使うと、髪のダメージの修復や頭皮ケアに役立てることができます。しっかりケアしたい場合は、シャンプー前のオイルトリートメントに使うとさらに効果が増します。
まとめ
女性に嬉しい効能をたくさん持つココナッツオイル。美を追求するモデルや女優が愛用している理由がよく分かりますね。ちなみにココナッツオイルは酸化しにくいという性質を持っているため、容量の大きいタイプを購入しても最後までしっかり使えます。体に取り入れたり、肌や髪に塗ったりと、いろいろな使い方を試してみましょう。