
女性にとって生理は毎月面倒なもので、「いっそ無ければ良いのに」と思うこともあるでしょう。生理が順調に来ると生理痛やイライラ、頭痛などに悩まされる女性も多いですよね。
しかしこの生理が来ないと途端に「妊娠したかも」と非常に不安になってしまうものです。生理が来ないというのは確かに妊娠初期の大きな特徴の一つですが、それ以外にも理由があるのです。
妊娠検査薬は生理予定日の一週間後から
毎月順調に生理が来ている女性の場合、2〜3日遅れただけでも不安に感じてしまうものです。もしも心当たりがあれば尚更妊娠したのではないかと思いますよね。そこで妊娠検査薬を購入してきて自分で調べようと思うのですが、これには時期があります。
妊娠検査薬は生理予定日の約一週間後から有効になるということです。早く調べても何も反応が出ずに、安心していたら実は本当に妊娠していた、ということもあります。不安な気持ちもありますが、慌てずに生理予定日から1週間様子を見てから行動を起こす様にしましょう。
ストレスにより生理が遅れている場合
毎日仕事が忙しかったり、人間関係でトラブルがあったりすると、自分では知らずにストレスが溜まってしまうこともあります。ストレスが溜まると自律神経の流れが悪くなり、筋肉が縮小することにより血行が悪くなります。そのために子宮内膜に送られる血液の量が足りないことから生理が遅れてしまうこともあるのです。
また、夏に冷房のきき過ぎたオフィスに長くいることで身体が冷えてしまい、血行が悪くなる場合もあります。ストレスにより生理が来ない場合には、身体を温めたり、軽い運動をして血液の循環を良くすることが大切です。
ダイエットをした場合
ファスティングダイエットという短期集中型のダイエットが注目され、試してみる人も多いようですが、短期間で急激に痩せると、身体に必要とされる栄養が行きわたらないことになりかねません。
栄養素が足りなくなると、ホルモンバランスが崩れてしまい、生理が遅れてしまう原因になるのです。「ダイエット中に必要な栄養素がしっかりと摂取できる」というPRのダイエット商品もありますが、痩せる以上は身体の何かしらの養分がマイナスになっていると思って下さい。急なダイエットをして生理が来なくなってしまった場合、速やかに栄養バランスの良い食事を摂る生活に変えましょう。
若年性更年期障害の可能性も
更年期障害というと、40代以上の女性に起きる症状だと思いがちですが、実は最近では20代の女性にも多く見られる症状です。
オフィスで長時間パソコン入力を続けていることにより、視床下部にストレスを与え続けていると、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌異常を起こし、生理が来なくなってしまうことがあります。この場合には婦人科で適切な処置をして貰うことで改善できる可能性があります。
まとめ
生理が来ない時にはすぐに妊娠を疑ってしまいますが、妊娠した場合には高温期の状態がずっと続くことになります。日頃から女性体温計で自分の基礎体温をきちんと測っておけば、過剰に不安になることも少なくなるでしょう。
男性とお付き合いをする時にはその場の雰囲気ん流されず、節度を持つことを忘れない様にしましょう。